借りるときに知っておきたいこと
自分の希望がすべて叶う部屋を見つけるのは、決して簡単ではありません。「絶対にここだけは譲れない」という条件を決めておき、広い視点で自分に合った部屋を探しましょう。
満足できる部屋探しのために、 まず、住まいを借りるときの全体の流れを確認しておきましょう。
- 1.決めておきたいこと
- 住まい探しを始めるに当たっては、自分の希望条件をある程度決めておきたいものです。特に、駐車場付き、ペット飼育可、楽器演奏可などの特定の希望がある場合には、不動産会社に前もって伝えておきましょう。また、勤務先との法人契約を希望する場合は、その可否を確認しておく必要があります。
- 2.予算を決める
- 希望の住まいを借りるためのおおむねの相場を調べ、毎月支払うことのできる賃料、管理費(共益費)などを確認し、予算の目安を立てます。
- 3.希望条件から住まいを探す
- インターネット検索や、不動産情報誌などから物件情報を集め、希望条件に合う物件を探します。
- 4.当社へ問い合わせ
- いいなと思った物件があったら、メールか電話で問い合わせしよう。1月~3月の部屋探しシーズンの問い合わせ方法ややりとりの仕方、予約の入れ方のちょっとしたコツを教えます。
- 5.実際に物件を見てみよう
- 気に入った物件が見つかったら、実際に物件を見学します。希望の物件が見つかるまで物件見学を繰り返し、希望の住まいを探すことになります。
- 6.入居の申し込みをする
- 借りたい物件が見つかったら、貸主へ入居の申し込みをします。申し込みは、一般的に書面で行います。
- 7.契約前の準備をする
- 通常、貸主は入居申込者の入居審査を行います。審査の結果、入居できる場合には物件や契約条件などに関する重要事項の確認し契約に向けた準備を行います。
- 8.賃貸契約を結び入居する
- 物件や契約条件を確認し、必要な書類や費用などの準備が整ったら、貸主と賃貸借契約を結び、鍵の受け渡しなどが行われます。鍵を受け取ったら、家財の搬入前に室内を点検して、現況を確認します。
- 9.入居後の対応
- 入居後に、設備の故障や不具合などが見つかった場合は、管理会社または貸主に適宜連絡をします。また、契約期間が終了する一定期間前には、契約を更新するか、あるいは退去するかの選択をします。契約書の定めに従って、更新手続きまたは退去、明け渡し手続きを行います。
- 10.退去時の対応
- 1ヶ月前(契約書要確認)に退去の申出を書面でする。