あれは、確か小学校4年生くらいだったと記憶しています。。。
お昼休みに男女入り乱れてドッジボールをして遊んでいました。
そのうち男の子の一人が・・大きなカマキリを見つけ、そして何を思ったか
まっすぐに私のところに来て私の胸の辺りにカマキリをポンと放り投げたのです・・・
えっ???何?・・・ギャ~!!!
まっすぐと私の顔に向かって登って来るカマキリと眼が合って、失神しそうになり大泣きしてしまいました。
放り投げた男の子は慌ててカマキリを取り、真剣に謝っていましたが、そんな声は私の耳に届かず放心状態・・・
私動物全般は大好きです(^^)ただ、ちょっと昆虫は苦手です。
ちょっとだけ苦手だった昆虫が!特にカマキリが!!この日を境に恐怖に変わり、大っ嫌いになりました。
先日、娘の車に乗ることがあり駐車場に行くと、何と!ボンネットに乗っているカマキリを見つけました。
ウソ!!どーしよう・・・触れない・・恐怖・・・・し、しかも・・下の方を見ると、た・卵を産んでいる!!!
ヒェ~!!!! で、でも乗らないと・・・
もういい・・このままスピードを上げればきっと飛んでいくに違いない!!そう思い意を決して乗りました。
産んだ直後かなぁ・・・
だんだんスピードを出します。
初心者マークにしがみついてる・・・
風で羽が千切れそうなくらいバサバサしてます。
ジーーーン・・・こうなると、ちょっと感動です。。。母の愛・・?カマキリさん、産んだばかりの卵が気になって
仕方ないんでしょうね・・・
思わずアクセルから足を離し、ゆっくりゆっくり落とさないように家路へ・・・・私は何をしてるのかしら・・
カマキリは大の苦手です・・・ですが・・・必死!!!
到着しました。
一番滑りにくいところに必死でしがみついています。
ほっ・・・・
何の安堵か分らないけど、まぁいっか・・・
翌日の朝、カマキリさんは卵が安全だと思ったのか、居なくなっていました。
娘がカマキリの卵に気がつき「カマキリの卵や~、ど~する~???」と聞いてきます。
「せっかく頑張って産んだんやから、赤ちゃんが生まれるまで、そのままにしときよー」
と、答えた私でした(^^;)
私、カマキリは大の苦手です・・・ホントに・・・